オーディオ指南・アキバ編(その3)
さて、本題に戻ろう。
B&Wのニューモデルで、リファレンスの1曲
Yesの「Close to the edge(19分)」を通して聴いた。
で、我がオーディオ師匠と思わず顔を見合わせた。
「ウーファーのエージング不足かなぁ」
「動」のパートで、低音の押し出しが明らかに弱かったのだ。
Yesサウンドの特徴のひとつである巨人Chris Squire(ホントに大男)の
地を這うようなベースがおとなしく聴こえる。
それとは対照的に「静」のパートでは
John Andersonの澄み切ったヴォーカル、
ギターとキーボードの繊細で艶やかな旋律、
水滴などの効果音までが生々しく立体的に描かれた。
で、我がオーディオ師匠と再び顔を見合わせた。
「ヴォーカルは、イイねぇ」
スバラシイ空間表現力はクラシックファンにウケがいいらしい。
それに対してロック系ファンの評価はイマイチだという。
やっぱりまだエージングが進んでいないのだ。
やれやれ、耳が肥えると偉そうなこと言うようになるなぁ。(笑)
(もちろんアキバのSさんには内緒である)
by leica_m4m
| 2010-05-24 20:58
| GRD
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