正方形×正方形

オーディオ指南・アキバ編(その3)

オーディオ指南・アキバ編(その3)_c0118173_20515764.jpg


さて、本題に戻ろう。

B&Wのニューモデルで、リファレンスの1曲
Yesの「Close to the edge(19分)」を通して聴いた。

で、我がオーディオ師匠と思わず顔を見合わせた。
「ウーファーのエージング不足かなぁ」

「動」のパートで、低音の押し出しが明らかに弱かったのだ。
Yesサウンドの特徴のひとつである巨人Chris Squire(ホントに大男)の
地を這うようなベースがおとなしく聴こえる。

それとは対照的に「静」のパートでは
John Andersonの澄み切ったヴォーカル、
ギターとキーボードの繊細で艶やかな旋律、
水滴などの効果音までが生々しく立体的に描かれた。

で、我がオーディオ師匠と再び顔を見合わせた。
「ヴォーカルは、イイねぇ」

スバラシイ空間表現力はクラシックファンにウケがいいらしい。
それに対してロック系ファンの評価はイマイチだという。

やっぱりまだエージングが進んでいないのだ。
やれやれ、耳が肥えると偉そうなこと言うようになるなぁ。(笑)
(もちろんアキバのSさんには内緒である)
by leica_m4m | 2010-05-24 20:58 | GRD | Comments(0)