町の工場はジンタのリズム。
neonさんの個展が始まった。
今年の主人公は「町工場」である。
住まうためでも、商うためでも、集うためでもなく
「モノをつくる」ただそれだけの目的で建てられた工場たち。
ヒトが働き、キカイが動き、モノを生み出し、
恐らくはその多くが日本の成長期を支えたであろう工場たち。
ヒトが去り、キカイの音は途絶えたいま、
合理性に徹したはずの工場はどこか人間的な哀愁を帯びる。
ポストカードにも描かれた広場のある一枚を見て
ワタシが思いだしたのは、
フェリーニの映画のエンディングだった。
「町工場ジンタ」は10/17(水)まで。
銀座一丁目のギャラリーです。
準備は遅々として進まず…。
by leica_m4m
| 2012-10-05 20:21
| Leica M
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