クーデルカ展についてはやはり書いておかねばなるまい
クーデルカ展でワタシが最も惹かれたのは、
圧倒的なリアリティを持って迫り来るドキュメンタリーでも
ヒトの営みの痕跡を描いた大画面のパノラマでもない。
主たる被写体になり得る複数の対象が、
まるで指揮者に従うようにそれぞれの役割を果たしている
スナップの数々であった。
蜘蛛の複眼が複数の獲物を同時に捕捉するような
ドラマーが両手両足でポリリズムを叩き出すような
そうした超人的な能力を感じて震撼した。
特にジプシーのシリーズに魅せられた。
もはやスナップとは呼べないかもしれない。
素晴しい展示だった。オナカいっぱい。
190頁もある図録からワタシの好きな一枚が
欠落していたことだけが残念だった。( ̄▽ ̄;)
ジョセフ・クーデルカ展は
東京国立近代美術館 企画展ギャラリーにて
2014年1月13日(月)まで。
yoshipassさんもオススメしてます。
by leica_m4m
| 2013-12-02 20:34
| Leica M
|
Comments(4)
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readymade_ayu at 2013-12-02 22:41
「食うか寝るか」←写真展観なかったヒト
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のびです。
at 2013-12-02 23:49
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leica_m4m at 2013-12-03 08:47
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leica_m4m at 2013-12-03 08:49