京都に幻燈街を訪ねて(その3)
さて、本題に入ろう。
neonさんが幻燈街というテーマで展示するのは2度目だ。
今回のために用意された新作は、
28から50ミリの画角で対象を「菱形」にフレーミングしている。
正方形のカンバスを45度回転させまっすぐ成立させる試みである。
主役はもちろんカフェー建築だ。
菱形はレトロな印象を与えるとともに、
観る者の視線を画の中心付近に引きつける効果もあるようだ。
ときにワイドで全体像を、ときにぐっと踏み込んで
色ガラス一枚までディティールを描く。
そうしてワタシはまたも例によって
ある一枚にフラフラと惹き寄せられたのである。(笑)
by leica_m4m
| 2014-06-02 00:03
| Leica M
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