新しいチャレンジを才能ある3人のドラマーに託す
期待はしてたが期待し過ぎちゃいけないとも思っていた。失礼ながら。
だが、フリップ爺(69)率いるトリプルドラムスのキング・クリムゾンは期待以上だった。
ミニマルなフレーズをポリリズムに載せた
80年代のクリムゾンは評価されるまで少し時間を要したが
いま改めて聴くと超複雑なのに恐ろしく軽くポップだ。
要するに相当にイノベーティブであった。
時は過ぎ機は熟した2013年、
フリップ爺はクリムゾンの新しいチャレンジを才能ある3人のドラマーに託した。
ドラマーの仕事を一度解体して複雑に再構築したのである。
今日のライブでは超絶的な分業の末、3人同時に完璧にシンバルを決めるシーンが幾度もあった。
その度にぎゃーとシビレた。やるな・・・爺。
アンコールはスターレス。
エンディングのサックスで涙腺が緩んだことはもちろん内緒である。
( ̄▽ ̄;)
by leica_m4m
| 2015-12-10 00:39
| GRD
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