アイディアとテクニックがぶつかり合う高速アンサンブルの凄み
離合集散を繰り返すイエス
そのスピンアウト組と言うには
あまりにも豪華な顔触れがシブヤ文化村にやってきた。
オリジナルメンバーはジョン・アンダーソンだけだが
バンドに飛躍をもたらしたリック・ウェイクマン
最大のヒットを飛ばしたトレヴァー・ラビンがステージにいる。
うぉー!
プログレ全盛期の名曲と90215時代のヒット曲をバランス良く組み合わせ、
会場の新旧世代を興奮と熱狂の渦に叩き込んだ。黄色い声援はない。(笑)
ハウ爺率いる本家イエスがムー◎ミュージック(禁句)になって久しいけれど
ARWイエスには、エッジの効いたトレヴァーのギター
リックの手数王的鍵盤プレイ、そして何よりジョンの天使の歌声がある。
緊張感という意味でもやや上を行く。
だが、彼らが20代だった70年代と比較してはいけない。
アイディアとテクニックがぶつかり合った高速アンサンブルの凄みは
映像化されているYessongsで体感できる。
アンコールのRoundabotに聴き入りながら、
ワタシはクリス・スクワイアの骨太ベースをもう二度と聴くことができない
寂しさをそっと胸の奥の方にしまったのである。
( ̄^ ̄;)
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by leica_m4m
| 2017-04-20 19:38
| Leica M
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