正方形×正方形

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スピード

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ビル・ゲイツが「BUSINESS@THE SPEED OF THOUGHT」を
世に出してから10年近くが経過した。

「デジタル神経系」によるビジネスプロセスの革新を
説いた本だったと記憶しているが、
印象的だったのは「スピード化」への予見である。

個人のワークプロセスも企業の意思決定や行動も
製品・サービスの消費に象徴される社会全体のスピードまでもが
劇的に加速してきたことは明らかだ。

いまこうして自宅のPCに向かっている私のまわりを見渡してみても、
ネット上の写真コミュニティやブログ、ケータイやデジカメなど
そのすべてがリンクして、前時代とはまったく異なる次元の
スピードを発揮している事実に気づく。

思えば、初めて顔を合わせてから半年でメンバーが集まり、
それから半年で実行された「それぞれ ノ あかり展」も
スピード化されたコミュニケーションの中でこそ成立し得たのだといえる。


デジタルの恩恵を享受しながら、
アナログならではの不自由さを楽しむ。
(来年の抱負はこれで決まり!)


2007年、本当にたくさんの方々に出会い、
語り、撮り、遊び、飲み、食い、笑うことができました。
本当にありがとうございました。m(_ _)m

皆さま、どうぞよいお年をお迎えください。
by leica_m4m | 2007-12-31 15:01 | GRD | Comments(4)

昭和だと82年

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新宿のとあるバーに
カメラを抱えた怪しい5人組がやってきたのは
平成19年もあと数日となった木曜日のこと。

風貌もバラバラだが、注文もバラバラ。

私が頼んだバーボンの水割りには
古風なラベルのミネラルウォーターが添えられてきた。
見ると「創業 昭和4年」とある。

昭和4年といえば、世界恐慌 始まりの年だ。
先日ついに取り壊されてしまった
日比谷の三信ビルの竣工も、この年である。


さて、昭和で数えると82年となる今年、
撮りに撮ったフィルムの山
買うだけ買った書籍の山
積もりに積もったホコリの山(汗)
あーそういえば年賀状も山・・・(!)
もう今日と明日で終わりだというのに
片付いていないことが多すぎるっ!

武器?凶器?
by leica_m4m | 2007-12-30 14:37 | GRD | Comments(8)

アナログ

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「メロトロン」と呼ばれる楽器がある。
キングクリムゾンの「In the Court of the Crimson King」や
ジェネシスの「Watchers of The Sky」を聴いたことのある方なら
ライナーノーツなどでその名を目にしているかもしれない。

メロトロンは見た目はオルガンのようでもあるが、
中身は恐ろしくアナログな構造をしている。

鍵盤のキーひとつにテープレコーダー1台が組み合わされていて
「ド」のキーを押すと「ド」の録音が再生されるというものだ。
いわゆるサンプリング系キーボードの始祖かもしれない。

再生される音は、ストリングス、ブラス、コーラスなどいくつもあって
「これがメロトロンの音」というのがずっと識別できずに
高校1年の私はずっと悩んでいた記憶がある。


同じアナログ系だが、これはジュークボックス
ドーナツ盤を1枚ずつ自動演奏してくれるかわいいヤツだ。
銀座の歴史あるバーにて。

こんな曲が聴ける
by leica_m4m | 2007-12-28 12:26 | GRD | Comments(2)

シャッター

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さて、久しぶりの同窓会は大いに盛り上がって
ふと時計を見るとおやもう午前様。

明日もあるのでそろそろお開きにしよう
じゃあまた来年 などと話しながら外に出た。

そこには、まばゆいばかりに輝くシャッターがあった。

カメラ人類にとってシャッターといえば
大御所コンパーかコパルかセイコーなどをすぐに連想するが、
シルバーを主張するこのシャッターのブランドは、はて(?_?)
by leica_m4m | 2007-12-27 18:43 | GRD | Comments(0)

しぶや

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人が多すぎる渋谷には、写真展でもない限り
まず飲みに行くことはない。

この日は数年ぶりの同窓会ということで楽しく飲み食いして、
近況報告やら昔話やらで大いに盛り上がり
二次会は珍しく渋谷のバーで、ということになった。

大会社で要職に就いている方もいれば、
40を過ぎてフリーランスになった人もいる。
仕事人生的な尺度では、自分も含めそろそろ折り返し地点か。


諸先輩方、さすがに年齢なりの風貌と貫禄を備えていたが
自分は相変わらず落着きがなく頼りない。
さて、彼らにはどんな風に見えただろう?(ちょっと心配)

ひとおおい
by leica_m4m | 2007-12-26 12:24 | GRD | Comments(2)

月がとっても

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「月がとっても 素敵じゃないの」
と歌ったのは、大塚まさじ(元ディランⅡ) だ。
キレイな月を見ると、いつもこの曲を思い出す。

世代的にはかなり遡るのだけれど、
かつて勤めていた会社の先輩に勧められて
聴いてみたら、良かった。

慌しくも すばらしき日々を過ごしていると
ちょっとばかり心にしみる。


下町散歩のときよりも、
ビルの谷間を歩いているときの方が
印象深いのは何故だろう。

満月にちょっと足りない、12月の月。
by leica_m4m | 2007-12-23 13:10 | Leica M | Comments(2)

ピント

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ピントの甘い写真はさておき、
ピントの浅い写真がとても気になる。

TEIKOさんのペンタ6×7作品も
巨匠のマクロ専科も
tommyさんのノクチワールドも
ミスターHONJOのミニチュア写真も
気になる気になる。

F1.2なんて明るい35ミリまで手に入れたのも
開放絞りで撮りまくってみたかったからだ。
(などと理由をつけては機材を増殖させている)


パンフォーカスが「見えない世の中」を描き切るという
かつての時代の要求だったとするなら、
フォーカスのコントロールされた写真とは、
「情報過剰の世の中」で見たくないものを切り捨てる
そんな時代の必然なのかもしれない。


PROVIA100F/NOKTON35mmF1.2

おまけ
by leica_m4m | 2007-12-21 23:41 | Leica M | Comments(2)

早暮れ

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冷え込みが厳しくなるほど
ベッドから起き上がるのが難儀になる。
冬の朝は、エンジンのかかりが悪い。

とはいえ今日も
いつものようにテクテク会社へ行き
いつものようにバタバタ格闘する。

5時を過ぎる頃にはすっかり暗くなって
をいをい まだ半分はシゴトが残ってるぞい
というような毎日が続いている。


でもちゃっかり、忘年会は去年よりも多いかも。

「超」がつくほどのビール党を自称しているが
この季節は燗をした徳利も恋しい。
by leica_m4m | 2007-12-20 18:52 | Leica M | Comments(4)

モノより思い出

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モノより思い出、と言っていたCMがあった。

「モノを買い与えるより、一緒に思い出つくろうよお父さん」
っていうのがメッセージだったと思うけれど、
深読みさえしなければ、ちょっと好きだったかも。

モノも思い出も、彼らはぜんぶまとめて手に入れた。
写真展って、やっぱりいい。

『vector space plus』 at Gallery LE DECO 6F
2007年12月11日(火)~16日(日)12:00~19:00 (いよいよ明日の17時まで!)


連日盛況、おめでとうございます!
*写真は「それぞれ ノ あかり」展にて。

vs-plusの彼ら
by leica_m4m | 2007-12-15 21:22 | Leica M | Comments(8)

経年変化

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経年変化という言葉がある。

年を経ることにより生まれる変化。
それが、常にマイナスのニュアンスを伴うのはなぜだろう。

経年劣化という表現もあって、
こちらは「性能や機能が低下する」という意味をより強く感じる。
どちらも滅びの過程を語っているようで、
寂しい響きを伴っていることに変りはない。

最近、愛機の巻き上げレバーが軋む感じがしている。
そろそろオーバーホールに出さなきゃ。
(自分のメンテナンスが先だろう!という話もあるが)


年を経ることにより進化する、いわば「経年進化」。
2008年に向けた、微妙に心細いビジョンである。


*例によって、写真と本文は関連はございません。
by leica_m4m | 2007-12-13 22:13 | Leica M | Comments(0)