正方形×正方形

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通り過ぎる人たち⑥

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そろそろ4年目になろうかというタイミングでiPod用のヘッドフォンを買い換えた。
毎日の酷使に耐えてよく聴かせてくれたが、くたびれ加減は相当なものだった。

さて、ヘッドフォンで曲を聴きながら撮り歩くと「人目が気にならない」という経験はないだろうか。

視覚と聴覚器官の働きとして、その絶対量が決まっているということかもしれない。
写真を撮る態度としては不謹慎な気もするが、
聴覚の大半を曲に取られてしまうと人の気配が希薄になるのは確かだ。

しかし、聴きながら撮り歩くと傑作が生まれるかと言うとまったくそんなことはない。

新しいヘッドホンは密閉度が高く音もいい。
ますます傍若無人にならないよう気をつけねば。(笑)


写真は野毛山動物園。
通り過ぎているのはペンギン。
横目で追うのもペンギン。
by leica_m4m | 2009-05-31 23:36 | Leica M | Comments(4)

通り過ぎる人たち⑤

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酒飲んで夜を明かすなんてもうムリと思っていたが、
やってしまった。朝の4時半まで歌いまくり。

6人が2チームに分かれて得点を競う。
「1972年にヒットした曲」とか「アニソンだけ」とか
なかなか厳しい縛りで勝負は展開された。

パワフルな歌声で高得点を連発していた某氏が
最後に歌ったのが「多摩蘭坂」。

初めて聴いたが、ちょっと良かった。
先ごろ亡くなった忌野清志郎がRC時代に書いた曲だという。

徹底的に歌い続けること5時間以上。
店を出ると銀座の街は薄明かりに照らされていた。
by leica_m4m | 2009-05-30 23:05 | Leica M | Comments(4)

通り過ぎる人たち④

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ayuさんと頑固対決をしたらちょっと敵いそうもないが(笑)
頑固といえばオヤジである。
オヤジといえば地震とカミナリと火事に次いで
怖いものと昔から決まっている。

オヤジと呼ばれる年代になって久しいが、
怖いオヤジにはなりきれなかったようだ。

「ちょいワルオヤジ」ならカッコイイかもしれないが
「ちょいダメオヤジ」だとかなりカッコわるい。

せめて「ライカの似合うオヤジ」になれたら
と、ささやかな目標もあったのだが…。

自分なりに分析してみると「ちょい性格ワルオヤジ」というのが
正しい風味ではないかと思う。(心当たりのある方は多いハズ)


さて、私の大好きなイラストレータさんのオリジナルキャラに
「銭湯オヤジ」というのがある。
これまた大好きな廿世紀浴場をテーマに描いていて泣かせる。
by leica_m4m | 2009-05-27 23:42 | Leica M | Comments(4)

通り過ぎる人たち③

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「写真とはこういうもの」とか「写真はこうあるべき」
なんて議論にはもう興味ありませんって顔してる一方で、
「自分の写真」という型を用意していることに気がついた。

それは、テクニックとか表現手法とか機材などではなく
着眼点や時間帯や被写体そのものだったりするのだけれど、
ネットを含め誰かに観てもらう機会が増えたことによって
その傾向が強まったことは明らかだ。

それは「人の意見や評価が自分の写真に影響している」と言えるだろうし、
或いは「人が自分の写真行為を規定しつつある」ということかもしれない。

いや、それは言い過ぎ。単に学習したということだろう。
だっておれの写真、頑固だから。


あ、やっぱり型にはめているか。(笑)
by leica_m4m | 2009-05-26 21:58 | Leica M | Comments(2)

通り過ぎる人たち②

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ネット上で手軽に写真を公開できるようになった一方で
人物写真の扱いには注意が必要になってきた。

例の「ヒト正面スナップ」にガーンとやられてからいろいろ探してみたが
(ファッション系は別物として)その手の写真はネット上でそれほど多くは見当たらない。

個人情報などと呼ばれるものに誰もが敏感になったおかげで
学校の連絡網が廃止されるなどやや過剰な反応も起こっているらしいが、
「時代のトーン」などという曖昧な話ではなく
こうした「意識の変化」と決して無縁ではないはずだ。

我々、写真人類にとって恐らくは危機的な変化が起こりつつある。
ボケーとしてる間に「散歩写真規制法」なんてのができちゃうかもしれない。
by leica_m4m | 2009-05-25 20:11 | Leica M | Comments(0)

通り過ぎる人たち①

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先日、久しぶりに暗室に入ったとき
1Fのギャラリーにあった一冊の写真集を何気なく手に取った。

マッチ箱を模したA5サイズの可愛らしい装丁。
「東京マッチボックス」と名づけられたその本には、
1970年代のストリートスナップを中心に1ページに1ショット
400ページ以上にわたって収集した濃密な時間があった。

最初に惹かれたのは30年以上前の昭和の街並みであったが、
そんなノスタルジーなどいとも簡単に吹き飛ばす
パワフルなショットの連続に圧倒された。

何しろ、道往く人をほとんど正面から捉えているのだ。
ガッチリ目線が来ているショットも多い。
撮影者はアイレベルでカメラを構えているし
ノーファインダーの盗み撮りではあり得ない迫力である。
(日中シンクロを使っているショットまである)

なんなんだコレは。

確信犯的でありながら作為的でない。
演出的でありながら恐ろしく生々しい。


暗室作業を終えた帰り道、
私の荷物は写真集の重さ分増えていた。

「東京マッチボックス」
by leica_m4m | 2009-05-24 18:46 | Leica M | Comments(2)

オーディオ指南GW編(特別号)

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マニアなオーディオ師匠から「くれぐれも誤解なく」
とのご指摘をいただいたので、続編をお届けすることにした。(^^


さて、スピーカーとスタンドをネジ止めしていなかったのは
単に「ネジの長さが足りなかったから」というマヌケな理由なのだが、
そもそも「ネジ止めの狙い」は(以下引用)
 --
 スピーカーとスタンドが一体となって鳴って
 もらうためのもので、床に伝えるためのものではありません。
 --
ということである。

スピーカーのセットは、床から
オーディオボード、スパイク、スタンド、インシュレータ、スピーカー本体
という順に組み上がっていて(以下引用)
 --
 スピーカー直下の床には振動を伝えない(鳴らさない)ように、
 スパイクとボードで吸収の仕組みをつくっているわけです。
 --

なーるほど、浮かしたままでは本来の姿勢で鳴らしていない、
床に音を響かせるのはそもそもダメ、ということなのだ。

ちなみに、ボードとフローリングの床が直接接地するのは
「音が響いてしまう」からこれも本来的にはダメなのだそうだ。
解消するには、間にフェルトかカーペットを挟まなければならない。


うーむ、良音への道はやはり険しい。




今日の写真は野毛猫。
猫に好かれない私は、この日も逃げられてしまった。
by leica_m4m | 2009-05-22 18:57 | Leica M | Comments(4)

O邸へ

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高校時代の悪友がついに新居を構えた。
駅直結高層マンションの23階という羨ましい物件だ。

20畳はあろうかというひろーいリビングに通されると、
巨大なテレビが巨大なキャビネットに収容されていた。

「おーすごいな。何インチ?」(I)
「55だよ」(O)
「ふーん、40万くらいか?」(S)
「いや、悪いが60万は超えてるよ」(O)
「ウチの46インチより高いな」(S)
「そういうもんかー」(I)
「あたり前だろ!(怒)」(O)

相変わらずアタマの悪い会話である。

巨大テレビで観せてもらったPer●umeのライブ映像は
もの凄く鮮明で迫力満点であった。(だがPer●umeである)

意外な発見は、大型テレビは「ゲームが楽しい」ということだった。
(これは購入動機になり得る)
WiiスポーツとかWiiFitをかなり真剣に楽しんだ。

お互い「コイツにだけは負けたくない」と思っているのだ。(笑)
by leica_m4m | 2009-05-17 00:04 | GRD | Comments(0)

オーディオ指南GW編③

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セッティングの大詰めはスピーカーの配置である。

左右に配置されたスピーカー間の距離や
振り角を変えてみて音の変化を確認していく。

「もっとね、こう、音のフォーカスを合わせたいんですよね」

などとマニアな師匠は言うが…フォーカス!?
感覚的にはわかるが、レンズのピントとはちと違う。

スピーカーの間隔を少し詰めて
振りを少し内向きにすると、確かに音は変わった。
音の密度が上がって押し出しも強くなった。
なるほどピントがピシッと決まった感じか。
だが、耳触りが少々きつい。

「この段階まで来るとね、好みもありますからね」
マニアな師匠的には、この方がシックリきているらしい。

「もう5センチ、前に出してみますか」
そこそこビールも飲んで気分が良くなっていた私たちは、
調子に乗ってフローリング1枚分、スピーカーを前に移動させてみた。

するとどうだろう。

「空間がまるで変わりましたよ!!」
「いやぁ、別モノのように鳴りだしましたねぇ」

マニアな師匠は、勝利宣言とばかりにアッハッハと高笑いした。


たったの5センチだが、
この5センチは「偉大なる5センチ」であった。

(おしまい)



写真のボーズはもう誰だか判別不能。
自分の顔をモニタで見ながらますますヒートアップ!
by leica_m4m | 2009-05-15 21:17 | GRD | Comments(2)

オーディオ指南GW編②

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「ふむ。まぁ、いいんじゃないすか」
「そうすか~!(喜)」
「じゃあ、ちゃんと詰めていきましょう」

あぶないあぶない。言葉どおり解してはいけない。
マニアな師匠のコメントは奥が深いから油断は禁物だ(笑)

試聴の目的はセッティングの詰めである。
マニアな世界では「セッティング八分」と言うほど
大きく音質を左右するのだという。

最初に、懸案だった左スピーカーの垂直を
レーザー水準器を使って手早く修正。

「忘れずにこれもやっときましょう」

と言ってマニアな師匠が次に取り出したのは、
今日のためにハンズで調達されたという「ネジ」である。(スミマセン)

スピーカーと台座の間にはインシュレーターと呼ばれる
オセロのコマくらいの振動吸収材を挟んでいて、
付属のネジでは尺が足りず固定できていなかったのだ。
スピーカーを「台に乗せた」のでは、
音の振動を床に逃がす(伝える)ことができない。

セッティングの最初は、垂直合わせて、ネジ締めただけ。
で、どうなったかというと…

「おお!ベースとバスドラの振動が床に伝わってます!」
「ほーらね、低音が締まったでしょう」

マニアな師匠は、勝ち誇ったように笑った。

(つづく)


写真のボーズは妹夫婦んとこの次男坊。
運動量は兄より多い。(笑)
by leica_m4m | 2009-05-11 20:23 | GRD | Comments(0)