正方形×正方形

ブループリント

ブループリント_c0118173_0404467.jpg

「オイ君、すぐゼロックス焼いてきて!」
なんて物騒なことを言うオジサンはさすがに絶滅したようだが、
最新のデジタル複写機でも「焼く」と呼ぶ感覚は残っている。

暗室での引伸し工程とは違うとはいえ、
何らかの光学的な手続きを経て紙に画像を焼き付けるので
きっと間違った表現ではないだろう。

その昔、アンモニア臭い青焼をつくりだす
「ジアゾ式複写機」なんてものがあったが、
私などはそれを知っている最後の世代かもしれない。

写真は、銀座の裏通りにあるコピーサービスの会社。
きっと創業時に描いた「青写真」どおり
堅実に経営されているのだろう。
by leica_m4m | 2009-03-30 00:41 | GRD | Comments(2)
Commented by osamu_the_wizard at 2009-04-03 00:08
まだ土曜日に持っていくプリント決まっていません^^;

うちの会社でも試作の基板とか最初に電源入れるときに「火を入れる」と言います。
まるで蒸気機関車や船のボイラーに点火するみたいですが。
ICにプログラムを書き込む際にも「焼く」って言いますし。
けっこう、アナログな言い回しは残っていて、うちの職場は傍から見るよりハイカラでは無いのが解ります^^;
Commented by leica_m4m at 2009-04-03 17:31
wizardさん お久しぶり~
暗室に入れるかなぁ と思ってたんですが、ちょっとムリでした。
お蔵出しで、六切りプリントを数枚持って行くことにしました。(苦笑)

「焼く」とか「火入れる」って、なかなかイイ表現ですよね。
古い地名とか建物が残ってるみたいで、ちょっと好きです。^^