オーディオ指南GW編②
「ふむ。まぁ、いいんじゃないすか」
「そうすか~!(喜)」
「じゃあ、ちゃんと詰めていきましょう」
あぶないあぶない。言葉どおり解してはいけない。
マニアな師匠のコメントは奥が深いから油断は禁物だ(笑)
試聴の目的はセッティングの詰めである。
マニアな世界では「セッティング八分」と言うほど
大きく音質を左右するのだという。
最初に、懸案だった左スピーカーの垂直を
レーザー水準器を使って手早く修正。
「忘れずにこれもやっときましょう」
と言ってマニアな師匠が次に取り出したのは、
今日のためにハンズで調達されたという「ネジ」である。(スミマセン)
スピーカーと台座の間にはインシュレーターと呼ばれる
オセロのコマくらいの振動吸収材を挟んでいて、
付属のネジでは尺が足りず固定できていなかったのだ。
スピーカーを「台に乗せた」のでは、
音の振動を床に逃がす(伝える)ことができない。
セッティングの最初は、垂直合わせて、ネジ締めただけ。
で、どうなったかというと…
「おお!ベースとバスドラの振動が床に伝わってます!」
「ほーらね、低音が締まったでしょう」
マニアな師匠は、勝ち誇ったように笑った。
(つづく)
写真のボーズは妹夫婦んとこの次男坊。
運動量は兄より多い。(笑)
by leica_m4m
| 2009-05-11 20:23
| GRD
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